Scrapbook Layout /// FLOWER FLOWER
このブログで最初に紹介するのは、私が初めて作った12×12インチサイズのレイアウト。
一度、エイミーのワークショップで12×12インチのレイアウトを作ったものの、このサイズはちょっとハードルが高くて、白紙の状態から作り始める気持ちにはなれず、やっとのことで重~い腰をあげての挑戦でした。なのに一度、作ってみたら楽しくて、楽しくて。最近では他のプロジェクトそっちのけで、12×12インチのレイアウトばかり作るようになってしまいました。
ずっと使えずにいたこのペーパーを躊躇なく使おう!と考え方が180度(150度ぐらいかな!?)変わったきっかけは去年の12月、エイミーのワークショップでの雑談中のことです。「ラブオンステッカーは消費期限を記入するべきだと思うの。」との一言から始まりました。エイミーが大好きで使えなかったラブオンステッカーを思い切って使おうとしたら、粘着力がなくなっていて、使えなくなっていたということがあったんだそうです。
そのように劣化によってダメにしてしまうこともあるし、 自分の好みのテイストに変化で無駄にしてしまうこともあります。
例えば、エイミーが昨年の秋頃、念願のマイホームに引越しをしたときに、新しいお家には好きなものしか持って行かない・・・とルールを決めて荷造りをしたそうです。スタジオ内にある膨大な量のクラフトグッズを整理していたときに、数年前に大好きで同じものを何枚も買い溜めしておいたペーパーが出てきてなつかしいと思ったものの、当時のような好きな気持ちにならず、結局、新しいお家には持って行かなかったんだそうです。
何かと使ってしまうケリーのアルファベットステッカーのように絶対的なものもありますが、クラフト業界の流行りの移り変わりもあって、私も「なんでコレを買ったんだろう」ってものもあります。ワークショップにいたみんな、「私も!」とうなずいていました。
「今、好きだな~って思うものは 、それを使って何か形にする方が絶対にいい!数年後、そのものが材料として残っているより、形となって残っている方が自分の作ったものがもっともっと愛しく思えるわよ。」・・・みたいなことをエイミーから聞いたあの日から、特にお気に入りのものから使うようになりました。
エイミーのあの話がなかったら、きっと今でもこのディアリジー のラッフルペーパーは他のペーパーと一緒にケースの中に眠っていたと思います。もしかしたら、そのまま持っていることすら忘れてしまっていたかもしれません。今では祖母とのお気に入りの写真と一緒に形となって、スクラップブックアルバムに収まっているので良かったと思います。
この写真はスイスの山のお花が一面に咲いているところで撮りました。今のようにデジタルカメラで撮った写真ではないので、画質がクリアではないけど、それはそれで味があっていいかなーなんて思います。
レイアウトを作るときにはまず写真に合った色をいくつかピックして、そのテーマ色やイメージに合うペーパーやエンベリッシュメントを集めます。
この写真を使ったレイアウトをどのようにするか考えているときに、マーサスチュワートのお花のパンチを持っていることを思い出しまたした。クラフトをはじめたばかりの頃、いろいろなパンチを買い揃えましたが、最近ではベーシックなサークルパンチ以外、全く使わなくなってしまいました。
今回使ったマーサのレイヤリングデイジーパンチも、奥底にしまいこんでいたパンチ用のボックスから引っ張り出してきました。
台紙がちょっとユニークなので、立体感を出すために単色ではなく、白い無地のカードストックやいろいろな黄色系のパターンペーパー、透明と黄色のヴェラムペーパーでお花を作りました。
白い無地のカードストックはアメリカンクラフトのものですが、表面はでこぼこ、裏面はさらっとした感じなので、両面を利用しました。
お花の作り方はマリコさんのブログに詳しく書いてあるから参考になると思います。
【"マーサのパンチとフロッキングパウダーでデイジー畑!】
お花の真ん中部分にはエナメルドットとシークインを使いました。エナメルドットも今、欠かせないエンベリッシュメントの1つです。エナメルドットといってもメーカーによって、大きさはもちろんのこと、高さが異なります。私の一番のお気に入りは新しいディアリジーのDaydreamer(デイドリーマー)のものです。他のメーカーのものに比べて、もっとフラットな感じ、そして色合いが最高!それから3種類サイズが入ってるので、バランスが取りやすくていい感じなんです!もう3パック目を使い始めてるぐらいです。
写真の下には、パターンペーパーと黄色のヴェラムペーパーをレイヤリングしました。一番下はお花をパンチした後のネガティブです。お花の形に抜けているのがかわいらしくて、適当なサイズに切ったものもレイヤリングしました。捨てるつもりだったペーパーなのに、写真部分とレイアウトの台紙の一体感がより出たと思います。
全てのパーツが揃った後はパズルみたいに組み合わせていきます。あぁでもない、こうでもない・・・って動かすので、最後まで糊付けはしません。仮止めをすればいいんだろうけど、気に入った配置があったら携帯で写真を撮って、他に良さそうな配置がないか動かしたりもします。糊付けをした後でも調整が出来るように、一面に糊はつけないようにしています。
バランスを取るための足し算引き算を、しっくりくるまでやってしまうので、時間が掛かってしまうけど、一番楽しいプロセスかもしれません。すんなり出来てしまうときもあるけど、考えすぎて分からなくなってしまったときはレイアウトとひとまず置いておいて、時間をあけてから仕上げるときもあります。
このレイアウトで使った道具や材料です。
クロップパーティーさんでのお取扱いがあるものは、名称の後の【CP】のカッコ内にリンクをつけました。
○ マーサスチュワート : デイジーラージパンチ【CP】 使ったものと違うけど代用できると思います!
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